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アナトーク アナウンサーにインタビュー!

8月28日(土)、29日(日)にテレビ朝日で開催される、
現在大学3年生を対象としたイベント「アナトーーク」について、現役のテレビ朝日アナウンサー
田畑祐一さん、下平さやかさん、前田有紀さんの3人にお話しを聞きました。

アナトーーク2010 当日レポート

テレビ朝日主催の、現在大学3年生を対象としたイベント「アナトーーク」が、8月28日、29日の2日間に渡ってテレビ朝日社屋で開催された。

昨年までは「アナウンサー塾」として開催されていたが、今年からは「アナトーーク」に名称を変え、装いも新たに生まれ変わった。企画・構成のほとんどをテレビ朝日の現役アナウンサーが手掛けるという、異例尽くめのイベントの29日の模様をお届けする。

受講者の大学生19人が通された会議室にまず登場したのは、やじうまプラスなどを担当する松井康真アナウンサー、サンデーフロントラインなどを担当する小川彩佳アナウンサー、そしてテレビ朝日アナウンス部長・山本清氏の3人。

松井アナウンサーは初めに「このアナトーークは試験などでは全くありません。要はテレビ朝日はこういう会社です、こういう人達がいる会社なんだなということを味わっていただきたいです。本物のセットもあります、本物のスタジオにも入ってもらいます、本物のアナウンサーが手と足は取りませんが教えます(笑)。楽しんでテレビ朝日の思い出を作ってください」と挨拶。

続いて、山本氏がテレビ朝日の現状に触れ「現在テレビ朝日は視聴率を伸ばしており元気な局と呼ばれています。特に視聴率が高いプライムタイムの番組のほとんどで、アナウンサーが重要な役割で出演、またはナレーションなどで番組をバックアップしています。最近好調なバラエティ番組や音楽番組、変わったところではアニメのドラえもんでも声優として出演するなど、その役割は多岐にわたっています。」と、テレビ朝日の番組におけるアナウンサーの重要性を説明した。

講義は松井アナの「アナウンサーはアンカーパーソンと呼ばれます。取材に行った記者の皆さんや、撮影をしてくれたカメラマン、編集をしてくれるスタッフ。それをニュースの項目の中でどう配置するかを決めるデスクやプロデューサーの考えも踏まえた最後を私達が担当するわけなので、そのチームワークの中での責任感を勘違いしないで、そして皆と一緒にいいものを作っていこうという、こういう気持ちを持っている人を探しているんです。このことをまず分かってください。」という言葉でスタート。

小川アナは入社1年目にして、サンデープロジェクトの担当を任され田原総一朗さんと競演。田原さんの「どうかね小川くん?!」というフリに胃を痛くしながらも、毎日猛勉強を重ねたエピソードを披露。「たった5秒でも10秒でも喋るのに気を遣うんです、そこに勉強量や普段の生活が出てしまうので。そういう重みを日々感じながら仕事をしていますね。」とアナウンサーの姿勢を語った。

講義は実践練習の発声とニュース原稿読みへ。最初は緊張からか声が出し切れない様子だった学生達も、松井アナと小川アナから伝授されたプロのテクニックと笑いを交えたツッコミで、徐々に緊張が解け、終盤には明らかに発声が変わっていくのが分かった。